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クラシックとポップス曲のピアノレッスン


♪ 郡山市のピアノ教室「つちやピアノ教室」blog


つちやピアノ教室 ブログ クラシックとポップス曲のピアノレッスン

4月から中学生になる生徒さんがいます。

 

皆さん、小学生の間にコツコツと基礎を積み重ねてきましたので、中学生はレッスン内容も曲も自由です。

 

先日、来年度のレッスン希望日をお知らせいただいたので、どんな曲をレッスンしたいかもお聞きしてみたところ、「全部ポップス曲!」というお子さんが 一人!

 

その生徒さんのお母様はクラシックもお好きで、お子さんたちには教養としてクラシックも弾いてほしいとおっしゃっていました。

「では、○○ちゃんに、『何曲かに1回はクラッシックも弾いてほしいな~♡』とお母さまからお願いしてみてはいかがでしょう?」と提案してみたのですが「即、却下でした(>_<)」と返信が、、、💦

でも、発表会だけはクラシック曲を弾いてくれると約束してくれたそうです。

それはなかなかの譲歩!良かったです。

 

クラシックとポップスのピアノ曲の違いやレッスンの違いはどんなところでしょう?

 

クラシックのピアノ曲は(バッハなどピアノがまだ作られていなかった時代もありますが)ピアノなど鍵盤楽器のために書かれています。ですので、ピアノの良さが最大限に活かされます。

作曲家やその時代の特徴など曲の背景も学び、イメージし、音色や響きを考え、繊細な音で感情を表現します。曲は文学や、美術などとも深く関係していることもあり、本当に奥が深いです。

何年か経ってから再び弾くと、(自分の中での曲の解釈や感じ方)演奏が変わったりするのも面白いところです。

 

ポップスで、歌の場合は、右でメロディーを弾き(左の事もありますが)1番2番と進むごとに伴奏の形が変化したり、転調したりすることが多いです。

私のお教室での「アレンジされた楽譜を使用して演奏をする」レッスンの場合は、クラシックのようには深く曲を掘り下げる感じではなく、正しい読譜で、音のバランスよく、曲のイメージにあったテンポ、雰囲気で演奏できれば仕上がりとなります。

ポップス曲レッスンのメリットは、なんといっても生徒さんたちのモチベーションが上がる事!

良く知っているお気に入りの曲で歌詞がある場合などは、気持ちも自然に入って表現できます。

いつもより少し複雑なリズムや調号の多い調の譜読み、ポップスの拍の取り方などを学ぶこともできます。

 

私も子どものころからポップスも好きでしたので、ポップス曲のレッスンもいいと思っています。

でも、長年、弾き継がれてきた素敵なクラッシックのピアノ曲も知ってほしいですし、学んでほしいです。

 

ジャンル関係なく、色々な曲をお学ぶ、、、これが一番ですね!

何事も経験してみないとわからないですから。。。